もっとコムズカシイハナシ
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屈折率
当店の取り扱いプラスチックレンズの屈折率

屈折率

超薄型レンズ
1.76・・・プラスチックレンズ世界最高屈折率。最近発売されました。(TOKAI)
1.74・・・こちらも最薄と呼んでも良いくらい薄いです。
1.70・・・フチナシ対応ではコレが最高屈折率。
1.67・・・超薄型なのにかなりお安いです。

薄型レンズ
1.60・・・トータルバランスに優れ。当店オススメ!!
1.56・・・こちらもフチナシ対応でかなりオススメ。非球面のみ。(コダック)
1.56・・・フチナシ不可。セット用の激安レンズです。アッベ数が低く、
       強度的にもいまいちなのであまりオススメしていません。

標準レンズ
1.53・・・超軽量。弱度用の最高級品。1.60よりも高級品です。(HOYA)
1.50・・・弱度用標準レンズ。アッベ数に優れ、1.60に次いで当店オススメ。
以上です。


もちろん、数字が大きくなるほど薄型レンズになりますが、
この中で当店推奨屈折率は、ズバリ「1.60」です。

アッベ数・比重・割れにくさ・耐熱温度・耐久性など、
トータルバランスに優れ、1.50との価格差もわずかとなり、
度数にかかわらず、今や業界標準となりつつあります。

ちなみに、1.53は1.60より少しお高くなります。
(なぜ高くなるかというと、UVカットやハイビジョン
などの付加価値付きだからです。)


逆に、こども用としてあまりお勧めできないのは
1.67以上の非球面レンズです
コストパフォーマンスを考えると割高になります、
しかも、こども用の小さいメガネには
価格ほどの効果は得られません。

「価格は気にしない」という人には、
余計なお世話かもしれませんが・・・





このところ非球面レンズもずいぶん価格がお安くなってきました。

今や球面レンズとの差もわずかとなり、メーカーによっては

非球面レンズのほうが逆にお安いものも出てきました。


当店の基本方針で

「度数の変わりやすいお子様に高価な非球面レンズは必要ないと考えています」

とありますが、

球面レンズよりお安い非球面レンズなら特に否定する理由はありません。



子供のメガネに対しての非球面レンズのメリット
×
周辺部のゆがみ・・・メガネが小さいのでゆがみの部分はほとんどカットされます。
(球面レンズでも非球面レンズでもゆがみはほとんど変わりません。)
×
非球面レンズのほうが薄くなる・・・確かに薄くなりますが、素材の屈折率が同じなら
わずかな差しかありません。(5%以内の差です)
強度近視の場合、目が小さく見えるのが少しだけ解消されます。(ファッション的要素)
強度遠視の場合、目が大きく見えるのが少しだけ解消されます。(ファッション的要素)
表面のカーブがフラットに近くなるので球面レンズより出っ張りが少なくなり、
多少は小傷が付きにくくなる。(可能性の問題です)



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