ずめも版。
よーやく、骨格が出来上がって来つつあるんだけど。
ちょーっと、ここに来て、ヤんなってきてるかな…。
なかなか前に進めないので、面白さよりめんどくささが出てきちゃってるのよね。
んで、朝寝過ごしたり、なかなか手を付けなかったり。
始めても、集中できなくて、時間ばっかり過ぎちゃったり。
いかんいかん。
9月末に買った、ソフトウェア開発技術者試験対策の問題集。
過去5年分の、情報処理1種午前問題と、プロダクションエンジニア試験午後問題(のうち、適当と思われるもの)が収められているものなんだけど。
これがもー、あーた、誤植だらけ。
こないだも、行列演算のアルゴリズム問題の記述に『u(i)+b(k)*v(i)→u(j)』なんて書いてあって(ホントはu(i)じゃなくu(j))、『なんでヒネリが入んねん!!』とさんざアタマを悩ませたあげくそれが間違いだとハッキリした時には1時間経ってたり。
まあね、それでも、誤植は仕方がない。
よかぁないが、人間はエラーを起こすものだ。だからまあ、それくらいは(たとえ頻度が少々高くても)まあガマンしようじゃないか。
…だけど、答えそれ自体が間違ってるってのは、いったいどうよ。
それは、符号化とハフマン木の問題で、
通報{x, y, z, u, v}が生起確率{1/20, 1/5, 1/5, 1/4, 3/10}で出現するとき、このハフマン木を求めよなんだけど、これ、結論から云うと、
1 | 0 +-----+-----+ v: 00 1 | 0 1 | 0 u: 01 +---+---+ +---+---+ z: 10 1 | 0 | | | y: 110 +-+-+ (z) (u) (v) x: 111 | | (x) (y) このとき平均符号語長は、2.25こうなる。
(但しこれだけがハフマン木ではない。他にも在る。例えばzとyは入れ替わってても良い)
しかるにこの問題集、解答は、
0 | 1 +---+---+ v: 1 0 | 1 | u: 01 +---+---+ (v) z: 001 0 | 1 | y: 0000 +---+---+ (u) x: 0001 0 | 1 | +-+-+ (z) ←実はこのzも誤植でxって書いてある | | (y) (x) このとき平均符号語長は2.4と書いてある。
これじゃあ、一意読解可能ではあるけど、最適じゃないからハフマン木にならんじゃんかよ〜。
――誤植は、ガマンしよう。
だけど、解答ぐらい間違えないでちゃんとやってくれ。
こないだから、カーネルの整備に入ってるのだけど。
なかなか、難しいね。
そりゃ、どちらか、という制限の元に移植するだけならカンタンだ。だけど――まったく違う二つのモノをくっつけて一つにする、となると、なかなかそうカンタンにはねぇ。
…しかも、ここしばらくひむの遷移ルーチンを追っかけてて気付いたが、未だにバグ潜在してるやん(><)
…ま、まあ、表面的にはわからない、ささいなモノなんだけどさ……。
やれやれ……こりゃ、一筋縄じゃいかないな。
だけど、ま、かなり面白くなってきてるんで、とりあえず結果は考えないで、過程を楽しんでみましょう。
会社を辞めてから、ぼつぼつとしてきた就職活動。
企業展に出たり、気になる会社があったら訪問してみたり。
そんな中、ある会社から、OKの結果が来た。
会社訪問のついでにテストも受けてきた、とある名古屋の会社だ。
んでも、とりあえず、現時点では、お断りするつもりです。
別段、入ってしまったって構わないのだけど…ただまあ、どーーーーしても入りたい、ってポイントがない(というか、訪問したら、思ってたのと違ったのだが)し。
てーかさ、住宅補助、出ないんだもん…。
幸い、蓄えだけはあるし、まあ、ぼつぼついきましょ。
長嶋監督が辞めると共に、村田、槙原、斎藤が引退宣言だそうで。
やっぱり、名前を知っていて、自分の生活と共に頑張ってきた選手が辞めていくのは寂しいものがある。
村田なんか、まだまだいけそうなんだけどな。斉藤だって、今年はなかなかよかったし。槙原も、残念ながら出場機会は少なかったけど、やろうと思えばまだまだいけるはず。
残念だ…。
せめて、川相だけは、500犠打を記録して欲しいと思う。
あの選手の技術は最高だよ。みんなホームランばっかし見てるけど、犠打ってなぁ意外に難しいんだ。ウソだと思ったらやってみそ。ストレートが来るかカーブか来るかフォークが来るか解らない場面。しかもストレートは140km/h、カーブは90km/h。それをほぼ100%に近い精度で、狙った方向にバントする、そんな選手はいやしないよ。そのいぶし銀のテクニックは、松井のホームランにだって匹敵する。…惜しむらくは、それを理解する人間が少ないことか。――だけど、オレは解ってる。その役目が、どれだけ大切なことか。…そう、野球ってな、個人のゲームじゃない。一人一人が、それぞれの役割をこなして始めて成立する、典型的なチームゲームだ。その中で、100%の成功率を誇る犠打がどれだけ大切か――それを、オレは、解ってる。テレビだって、裏方なくして成功はあり得ない。同じ事なんだ。
がんばれ、川相。オレは、あなたを、応援してる。
そして、願わくば、来年もプレイして、500犠打を記録してくれ。
忙しいよゥ…。
ソフトウェア開発技術者の勉強もそうだし、英語ももうすぐ契約切れるから、ポイント使い切らなきゃならなくてほぼ毎日レッスン状態になってるし…。
ひむでみ補完計画の方は、今必死に絵を描いてるが、例によって激遅だし…。
その合間をぬって会社を調べて、履歴書とか書いて――
…うぅ、時間くれー。(T▽T)
TOEIC、2回目(第85回)の結果が来た。
…もっとも、実は、東京へ行く日(24日)の昼間に、既に届いてたのだ。
しかし恐くて中を見られなかったという…。(T▽T)
すごい偶然だが、その届く直前の夜(つまり23日の晩)に、その結果が届く夢を見ている。
はっきり憶えていないのだが、たぶん900オーバーの結果だったと思う。(リーディングはパーフェクト)
目が覚めて、『調子のいい夢見てんじゃねェよ』とツッ込んだ。
まあ、上京前に開けてヤな気持ちになるのもヤだったので、とにかくそのまま放っておいたのだが。
いつまでもほっとくワケにもいかんので、東京から帰宅し、爆睡して起床後、とにかく開けてみた。
…………
…………
850。
――850!?
あの燦々たる内容で850ですかっ!?(@田@;;
うー…どういう計算してんだろ。わけがわからん。(一応、最低/最高 から線形的に標準化してるみたいだが…)
ただやっぱりリスニングの調子悪さは結果に出ている。405点、前回より25点ダウン。
リーディングは445点、前回より10点のアップ。(意外に伸びなかったな…。460ぐらいは行くかと思ってたんだが…)
トータル、前回-15点で、850。
…まあ、あの内容でこの結果なら、ウルトラ万歳ですな…。(笑)
――しかし、なんであの内容でこんなスコアになるのだろう……。
謎だ……。
>...CONNECTION PORT RETRIEVED. OPEN THE CONNECTION.
>SESSION ESTABLISHED -- READY FOR COMMUNICATION.
基本的には、これですべてカタがついたワケだ。
直属のボス、及びその上の上司は、なんの感銘も持ってなかったなぁ。
出勤最終日、帰り際に挨拶しに行ったけど、わりとなおざりだった。
ま、いいか。
退職の知らせを聞いて、驚く人、驚かない人。
まあ、殆どの人はびっくりしてた。特に、社員よりむしろよく関わったヴェンダの人たちがびっくりしてた。
そして、そこで『知り合った方が辞められるのは寂しいですね』と云ってもらえたのは、とても嬉しかった。
さて、そうは云うものの、安閑とはしてられない。
まずは、資格を取るために、来週から勉強の日々。
誰よりも解ってる。ゲティの今の知識では、このソフト界の荒波を渡って行くには不充分であることくらい。…そこに必要なのは、自身の能力のブラッシュアップと、そして、それを公的に証明する印。――そう――それを、一番はっきり理解してるのは、他ならぬゲティ自身。
むろん、デミーの移植も忘れてはならない。仕様を見直して別のプラットフォームへ移植する、なんてのはきっと、これから何度も起こるに違いないことであるはずなのだ。それくらい、片手間ででも出来なくてどうする――!!
ゲティが辞めることを知っていたSunのエンジニアが、選別に、プログラミングの本を贈呈してくれたのは、とても嬉しかった。
周りの人間、ネットで知り合った人たちが励ましてくれたことも、大きな支えとなるだろう。
頑張るよ。これからもますます、ね。
>SESSION CLOSED. TERMINATING CONNECTION......TERMINATED.
>CHECKING STATUS -- CLEAR.
>OK_
という名前のゲームが、昔X1であった。
まあそんなことはどうでもいいのだが。
『キャサリン、始動!!』
と、啖呵を切ってZmemoに移植を始めたはいいが、ちょっと最近背筋が凍りつつある。
単純に移植するだけなら難しくない。多分2週間もあればプロトは出来るはずだ。
だが――ここに、ひむろじっくが入るとなると。
当然それに合わせてデミーの方もコードが増える。
結構ムリもさせてるから、その整理も要る。
わりと忘れちゃってる箇所もあったりするから、思い出すのにも時間がかかる。
さらに、Zmemoの仕様とクセが襲いかかる。
思い出しつつ、整理しつつ、仕様を考えつつ――
――ホントに完成するのか、コレ!?
と、とにかく、ミニマムでもいいから動くモノを作らにゃハナシにならん。
イントロを作るだけでもタイヘンだ。下層まで入り込むグラフィック関数の一つ一つに仕様が関わってくる。だが――とにかく、最初の一転がりを目指さないと…。
走り出してしまえば、あとは勢いででもなんとかなるはずだっ!!
――なるかなぁ…。(ぉぃ)
2回目のTOEIC。
…ボロボロでした。(T▽T)
コンディションはそんなに悪かったわけじゃない。朝ご飯も食べた。(ドーナツだけど)昼ご飯も食べた。(カロリーメイトだけど)
…だけど、前半のリスニングセクションが、まったく聞こえなかったのだ。
思えば、どうも朝から縁起が悪いというか、なんだかヤな感じではあった。寝苦しくてヘンな夢を幾つも見た。目が覚めたら覚めたで何だか胃が痛い。バスに乗って、発車した直後に乗客らしい人が走ってきたので『運転手さん、運転手さん!!』と知らせようとしたのにカンペキ無視。(そういう規則なのか?緊急事態でも?)
とにかく、何だか英文が頭に残らなくて、序盤からダメダメだったのだ。
実はこれは結構あることでもあって、電話会議してるときでも、メチャクチャよく理解できる日もあればさっぱり判らん日もある。20を過ぎてから始めている語学ではこれはある意味しょうがない。(しかもまだ4年目だし)
極めつけはPartIIIの始め。インストラクションが読まれてるときに問題文を読んでたら、既に問題が始まっていて2問損した。(T▽T)これで痛恨のダメージを受けたゲティは、その後なんとか取り戻そうと必死になるも、挽回できず。PartIVでも幾つも(明らかに)落とす。
思えば、油断と慢心があった。前回の結果に調子に乗りすぎたわけだ。また、『まあ目的は達成したから今回はどうでもいいや』的気持ちのゆるみがあったことも事実だ。これらが総じてゲティの集中力を乱した。
だいたい、今回は小細工しすぎた。どうしても包括的理解に欠けるために慎重になりすぎて、問題の先読みばかりに気を取られてしまった。要らんことせずに声に集中してれば良かったんだ。我ながらバカだなぁ、と思うと共に、やはり判っていた問題が改めて浮き彫りになった、というところである。つまり、コンプリヘンション能力の欠落と単語力の弱さである。…これは、もう、どうしようもない。今日24時間やったから明日1レベル上がるなんてモンじゃないので、時間をかけて努力していくしかない。
後半、リーディングセクションは割とよかったとは思う。穴埋め問題。5秒で解ける(というか、見た瞬間瞬時に解る)問題続出。苦手の訂正問題も、今回はかなり判りやすかった。得意のPartVIIは、例によって二捻りも三捻りもしてあって流石にちと手こずったが、前半で時間を稼いだことで余裕を持ってあたれたので、こちらもまずOKだろう。全体として、全く判らない問題というのは基本的になかったから、おそらく落としても10問はいっていないはず。
だが、とにかく前半で落としすぎた。リスニングは半分行ってれば御の字じゃないかと思う。仮にリーディングがパーフェクトでも750。痛いなァ…。(T▽T)
退職後はしばらく英語から離れることになるから、ちょっと気合いを入れて勉強しないと。
そしてまた、来年夏にでも再挑戦ですな。
その時は、今度こそ900を狙うぞ。
雲を描くのは、難しいのである。
というか、雲に限らず、波とか、草とか、森とか、そういうのはおしなべて難しいのである。
人のを見ていても、まったく十人十色、色々な技法があって。
『なるほどなぁ、こういう方法もあるのか…』って、見ているぶんには面白いが、描くとなると大変である。
とにかく、パターンらしきモノがないから、ちょっと描いては直し、また描いては直し…を繰り返して、少しずつ進めていくわけであるが、『よし、全体終わり!!』と思った瞬間全体としてはバランス崩れてたりして、なかなか。
そんななかから、一つずつ、『マイベストセット』を見つけていくのだ。
退職宣言したのが6/28。
1週間過ぎても、音沙汰ナシ。
なんだかなぁ。どうでもいいと思われてるのかなぁ。
しかし、とにかく認めてもらわないと、退職届も書けなきゃ他の人に挨拶回りも出来やしない。
放っておいてうやむやにされるのもこちらとしては困りものなので、メールで突っつく。
(直接云いに行ってもいっつも席にいないのだな)
で、そのメールの返事も来ないまま更に二日、くそー、人事へ直接行っちゃろか、とか思っていたら。
上司氏突然背後からスウッとゲティの横へ。(めっちゃびっくりした(><)ヤツは忍者か!?)
『…退職の件、進めていいから。』
とゆーわけで、退職届はまだフォーマットが来てないので待ちだけど、正式に受理されたことになりました。
ただなんか、ちとハズれたとこで波風立ってたみたいです。
というのは、前上司がやけに心配してたというハナシを別の社員から聞いたから。(そのヒトはワタシが辞めることを前から知ってた)
だーいじょうぶだってば。
イケると思ってるから、こっちも辞めると云っているのだし。
さて、当面は、引き継ぎで忙しくなりそうだ。
ここしばらく、ちゃんとした作品を描いてないので、掲示板でも話が挙がっていたことだし、テーマを決めて描き出した。
ここでいう『ちゃんと』とは、人物+背景で、ある程度以上の大きさがあり、かつ、シーンを表せているもののことをいう。これはゲティが勝手に決めてる規律(discipline)で、一般的な考え方とは(たぶん)違います。そーするととたんに首をもたげる基本的能力の欠落。
構図を幾つも考えてはボツらせる。
よっしゃ、と思っても、翌日になるとちゃぶ台返し。
ようやく構図が決まったら、次は主線。
だいたいいつもこの辺でスケベ心が出てきて、もっとよくなるはずだ、こっちの方が難しいはずだ、ってわざわざ泥沼に突き進むことになる。
今回も、やめておけばいいのに、アオってみたりする。
アオりと云えばメリス絵。あの時は人物はアオってなかった。でもリベンジだと、難しいことに挑むから意味があるのだと、無謀にもそれをし始める。
でも、だから楽しいんだよね。
……うまくいけばのハナシだけどね。(笑)
今日、上司に『辞めちゃるぜ!!』宣言をした。
今の直属の上司は信用できないので(色々悪いうわさがある)上司の上司であり昔お世話にもなった常務も巻き込んで、こっちの意思を伝えた。
直属の上司はか〜な〜りムッとした顔してた。そして終始無言だった。まあ、わざわざ上司の上司を呼ぶなんて勝手な事してるからしょーがないが、しかしこっちも将来かかってるからなぅ。
とりあえず、現時点では10分ほどカンタンな話をしただけで、またこっちも意思を伝えたのみなので、それほど多くを話し合ったわけではなく、だから会社側の出方待ち。
もっとつっこんだ話は、また後日ということになるでしょう。
この前日、同じグループのリーダーと少し話をした。
会社としては、ゲティをこれから立ち上がってくる多数の新機種に充てる要員として期待していたらしい。
でもね、それはね、ゲティである必要はないんだよ。
他にそれをもっとうまくこなせる人はいくらでもいるよ。英語も必要ないしね。
こちらも、色々考えた末の結論で。
このあと、辞めたからって待ってるのはきっともっと辛い世界で。
だけど、やっぱり、だらだらと生きるようなことはしたくない。
自分がこの世界に生まれてきた理由を見つけだすために、まずは、第一歩。
今日帰ったら、TOEICの通知来てた。
思い出す、試験の日。出張直前の日。 早起きして、普段食べない朝ご飯もちゃんと食べて、コンディションを整えていったつもりなのに、試験中終始集中できず。
また、読み上げの声がこもってて、男声パートがろくすっぽ聞こえやしない。いくつもポイントを聞き逃す。得意なリーディングに入っても、これまで学習してきた問題がちっとも出やがらねェ。挙げ句の果てには得意のPartVIIでとっつかまり、テキストでは20分は軽く残せるリーディングパートで75分まるまる使うというていたらく。
当然結果に期待はしてない。
…でもやっぱり、封を開けるときにはドキドキする。(笑)
封を開けて――あれ?
どれがCERTIFICATEよ?
あンだよこの振り込み通知票は。カンケーねーじゃん。ええと…総合結果?8万人受験か。最高スコア――おお、990のパーフェクトを取ってるヒトもいる。すげェ。
――じゃ、なくて。ワシの得点はいくつよ、ああ?700か?600かコラ。(逆ギレ)
と、ようやく見つけたCERTIFICATE。が――どう読めばいいのか判らん。(笑)(いや、まぢで一瞬判らんかった)
ええと――SecIが430、SecIIが435――
なななんと、865点!!
\(≧▽≦)/
一発で目標の860をクリア!!
えっ、えっ、まぢですか!?あの結果で!?あの状況で!?
めっちゃ間違えましたよ!?ええそうですとも、相当間違えたはずダニよ。
時間も足りなかったにょ。広告問題とか、結構時間に追われてアタマに血、昇ったりしたよ!?
うわー、ホント!?誰かオレを殴ってくれ!!(バキッ)痛ェなこの野郎!!(ボカッ)
夢じゃないっすよ、事実、真実ですよーー!!
うわー、ホントに嬉しい。こんな嬉しいのは久しぶり。
だって、絶対700後半だと思ってた。800前半なら御の字、800後半はムリだろうと思ってたのだ。(流石に900はムリだったけどね(笑)でも900は実際まだむり。もう少し力をつけないと)それが、いきなり目標の860を超えるなんて!!
思い起こせば4年前。Californiaで、ろくすっぽ喋れない自分がいた。営業部の課長がペラペラなのをみて、英語歴を訊いてみたら5年だと云われて、5年後には自分もあんなふうに理解して喋れてるのかなぁ、なんて思ってた。――でも、結果が出た。形になった。
ペルソナをとめて、絵も描けず曲も書けず、頑張ってきたかいがあったよぅ。
これでとりあえず、技術者としては胸を張って『英語喋れます』って売り込めるにょ♪(≧▽≦)
二週間の丁稚奉公が終わった。
もともと今回の出張は『とりあえず信号測ってこい』という、いつものうざうざ受注から始まったものだった。
ゲティは六月一杯は某どっといんどっとこむ社担当という約束がなされているのに、いつものような馴れ合いからゲティが今回のこの『どきゅかんぱに・ざ・基板信号評価業務』に携わることになった背景は、
『いや、そういう依頼が来たんやけど、人がおらんから、ぼったくりな見積もり出したんや。そうすれば「どーせ蹴られるやろう」と思ってな。そしたら、他にももう一社見積もってたらしいんやが、そっちの方がもっとぼったくりやったらしい。で、ウチに来てな。でも人はおらん。だからお前に頼む。よろしく、はっはっは。』だそうだ。(はっはっはじゃねぇよ(><))
――まあ、いきさつはどうであれ、今回の出張は行ってよかったと思う。
いろんな人と出会えた。仕事でも、私事でも。いろんな事を学べた。なんだかすごく感謝された。『来てもらってすごく助かりました』の一言が嬉しかった。それだけでも来た甲斐があったと思った。担当の方だけでなく、それ以外の人からも深々と頭を下げられたりして、少しばかり照れくさかった。だってこっちは二週間○○万円で買われた身。その期間中、顧客がゲティをどう使おうがそれは顧客の勝手だし、その仕事内容がどうであれ全力を尽くすのは金を払われている身としては当然のこと。だけど、そうやって云われたのが嬉しかった。会社の方にも、『非常に高スキルで助かった』と高評価の連絡が入ったと、今回の件を云い渡された上司(直属の上司ではない)から伝えられた。報われたと思った。
同時に、やはり会社を辞めるべきだといういい後押しにもなった。長くなるから省くけど、いろんな意味で自信もついた。そう――この世知辛い世の中。あらゆるものは飽和していて、そこで生き残ることは並大抵の努力じゃ出来やしない。…だけど、それでも、自分だって出来るんだと、その世界はさほど恐ろしげなモノでもないと、再認識することも出来た。
来月アタマ、上司に『辞める』宣言をする予定。
そして、辞めてしまえば、おそらくはこの『どきゅかんぱに・えんじにあーず』との関係は絶たれてしまうだろう。(どっといんどっとこむ・ぐらひっくちーむとの関係は云うに及ばず)
それは、確かに、辛いけど――
だけど、人間、生きていれば、出会うこともあり、別れることもある。
それを、よい経験として、自分を叩いて、磨いて――
そして、いつか、この世界に貢献できたらな、そう思う。
それが、自分が、知的生命体として生まれてきた、義務の一つだと思うから。
キーの指定が来たので、調整を始める。
原曲はCメジャーで作っていたけど、これをG#メジャーまで落とす。音程にして4度。
しかし、4度の差はでかい。1度ならなんとかゴマ化せるのだけど、4度となると…。
で、全体を落としてみると――ホーラ、ムチャクチャだ。(T▽T)
そうは云うものの、曲側のワガママを通してヴォーカルが100%の力を出せなくては本末転倒なので、とにかくリアレンジ開始。
特に辛いのがディストーション、ブラスか。ディストーションはSC-88なのだけど、やっぱ機械であることには変わりなく、下へ移調した分すごくこもって全然音程感がない。とゆーわけで、半分以上を書き換え。
だいたい、カッティングを鳴らすときは、ルートと、状況に応じて5度上か下を重ねることが多いけど、これを再度G#メジャーに合わせて置き直していく。低すぎて音程感がない部分は、5度を上へ持っていったり、さらにそれにごく小さくオクターヴ上を重ねたり。音色の都合でヴェロシティを変えれなければ、しょうがないので、エクスプレッションでその場だけ相対的に調整。ここらへんはもうパターンとかなくて、その場その場で合わせていくしかない。聞こえて気持ち良ければ定石破りもオゲ。
ブラスも、下げた分聞こえが悪くなったので、上に一つ余分に重ねたり、トップノートのヴェロシティを上げたりして調整。ついでに、声と重なってジャマをするであろう何箇所かを削る。同じ意味でピアノも響きが悪くなったので、こっちはイコライザで上だけ持ち上げる。
こうして合わせていくと、一部どうしても音色が合わなくなる場所も出てきたが、全体的に下げることが高い女性の声を際だたせる要素にはなりそうだ。それに、下げたことで少しゆったり感が出たか。
もっとも、こうやって調整しても、声を入れたらやっぱり部分部分で修正したくなるかもしれない。…まあ、その時はまたその時ということで。
下の記事で、偉そうなこと云ったケド、自分の声で仮歌入れてみたら全然合わないよゥ…!!(T▽T)
曲側がものすごく無機質、一方で声が有機的すぎて、まるで位相の合わないスピーカー2組で音を聞いているみたいです…。
これは、パートごとに分け録りして、かなり細かく調整しないとダメっぽいです…。
本格的に、ヴォーカル曲を作りたいと思うようになった。
きっかけは、それを意識した曲作りからである。
ヴォーカル曲を作るのと、ゲームミュージックを作るのとはやっぱり意味が違う。前者は特に、ヴォーカルを最大限引き立たせるため、他のパートを、『それを引き立たせるように』書かなければならない。――ゲームミュージックライクなBGMの場合、必ずしもそうでもない。(基本的にはそうだが、そうでない部分もある)そして、ゲティがやってきたのは、主に後者だった。
ゲティは、学生時代、バンドをやってきたわけではない。(囲碁部だぞ(笑))そういった友人も、残念ながら身近にはいなかった。だから、ヴォーカル曲というのは、ある意味夢なのだ。つんくじゃないけど、自分が思う世界を、ヴォーカルによって表現出来る――それが出来たら、もう云う事はない。ホント。
それが、出来るかもしれない――心は踊る。新しいオモチャを与えられた子供のように。
久しぶりに、楽器屋へ出かけた。ハードディスクレコーディングというモノについて、雑誌である程度調べはしたけど、やっぱりモノを見てみたい――そんな、小さな想いからだった。
種々多々の機材が並ぶ。多くはゲティに無縁なモノである。わりと萎縮する。結局、バンド屋ではない者にとって、楽器屋は結構敷居が高かったりする。
店員がヘルプに来た。ここぞとばかり、質問を山のようにぶつけるゲティ。恥も外聞もないが、知らないんだからしょうがない。知らないことは罪ではない、知ろうとしないことこそ罪なのだぁぁ、と自分に云い訳しつつ、ちょっとばかし店員を困らせもしながら、逃がしてなるものかとあらゆることを尋ねるゲティ。(島村楽器鈴鹿店さん、その節はお世話になりました)
と、タイミングよく、『よろしければ、明日HDRに関する無料セミナーがありますよ』とのオファー。
むむ…確かに、興味はある。というか、これは出なければなるまい。ゲティのようなイナカモノにとって、これはかなりのチャンスとみた。…もとより、スズカには楽器屋は少ない。そこまでしてくれるところもなかなかない。千載一遇ではないか。
どうにか、英語のレッスンとも折り合いをつけ、そのセミナーに参加。(遅れちゃいましたけどね(T▽T)連絡したんだから、許してちょんまげ)
セミナーでは、KORGのHDR、D12を使って、リズムマシンからトラックへエフェクトをかけつつレコーディング、それをCD-Rに焼くところまでを行った。
このD12というマシン、店員さん曰く、今年のアタマに出たばかりで、しかも人気商品で品薄らしい。
一通り触ってみたけれど、操作性は悪くない。カーソルキーでの直感的な操作性とジョグダイアルによる素早い操作は触っていて気持ちいい。右手のみで『ENTER』とカーソル、ジョグダイアルをすべて操作できるし、それはファミコン(初代ファミコンだ、もちろん)操作に酷似していて、その世代にとってはお茶の子サイヤ人である。また、トラックは最大96(ヴァーチャル含む)、HDの容量は6GB≒18時間(1モノトラック換算)とのことで、これもゲティの用途には申し分ない。
コイツはオプションでCD-R/RWを追加でき、それ単体でCDを焼けるというシロモノ。セミナーで行ったのはその焼きプロセスまでである。
ゲティ、セミナーの中ですっかりこれにあてられてしまいました。(笑)いや、基本的にワタシは自己啓発セミナーなんかにはかからないタイプなんです。でも正直、コイツには参りました。もー、魅力的すぎます。ゲティが思うことはもちろん全部出来るし、値段もそこそこ。(この時点で\79,800-だった)エントリー機としてもOK、それなりのプロユースとしてもOK、みたいな。
セミナー終了。ゲティはHDRコーナーへ移動。その気持ちを察するかのように店員音もなくスルスルとゲティの背後へ!!そして、アツっぽく販売促進活動開始!!
『どうですか、いい機材でしょう?』(む…偏見なく見ても、確かに。)
『10万以下でここまで出来るモノはありませんよ。』(まったくそのとおり。サイズもそこそこで、持ち運びも出来るし。)
『6GBのHDと云えど、パーソナルユースには充分ですし。』(つーか、一昔前のPCと大差ないやん(笑))
『CD-Rも付けられますから、これ単体でCD作れますし。』(うぐ、オイシイところ突いてくるなァ(T▽T))
『ウチも、セミナー開催するからには参加人数分の販売台数を揃えたかったんですが、メーカーも販売直後から品薄らしくて、一台しか残ってないんですよね。』(ぐはっ!!(>Д<))←決定的だったかも…
※注意 上記のやり取りにはわりとゲティの作り話が含まれています。(笑)…とにかく、ゲティがそれにかなりやられていたのは事実。だけど…うーん、8万か…。ステーションとして完成させるなら、13万…これは、会社を去ろうとしている今、結構大きい…。(ある程度貯金を増やしておかなければならないからねぇ…。)
葛藤に悩むゲティ。
悪魔:『買っちゃえよ!!』
天使:『待ちなさい。もう少し考えてからにしなさい。』
悪魔:『あと一台だぜ。』
天使:『焦ってはいけません。』
悪魔:『今しかないぜ。これ逃したら次ロットはGW後だってよ。』
天使:『10万ですよ。大金ですよ。』
悪魔:『オマエの夢をかなえられる機材だぜ?』
天使:『親がなんて云うか…。』
悪魔:『目の前にあるそれが、オマエのモノになるんだぜ?』
天使:『他にももっと適した機材があるのかも知れませんよ?』
店員もその時間の長さにとうとう喋ることがなくなってしまった。考えるゲティ。むー…本体/CD-R/RW合わせて13万。この予想外の出費はかなり痛い。だけど…だけど、それは、自分の夢を実現させる布石じゃないか!!
ゲティ名人、20分におよぶ長考の後、次の一手。
『――買います。CD-R/RWも。』
悪魔、wins!!
えーい、黙れ!!必要と感じたから買ったんだ!!(T▽T)泣くな
さて、家に帰ってとにかく触る。
もはやセミナーの内容なんか憶えてやしない。直感でキーを触っていく。
この時点で、ゲティの心にあったのは一点。
『外部機器を使うことで、モタリがどの程度改善されうるか』
結局、PC+MIDI機器で作曲など行っている場合、発音のモタリは避けられない。…ある知り合いの方に、発音のずれを1/3[ms]以内に抑えるデバイスを紹介してもらったが…結局、使い慣れたXGWorksに適用することは出来ない。だから、もし、外部機器を使うことで、少しでもモタリを改善できるなら――そんな期待があったのだ。
――そして、D12は、それに応えてくれた!!(≧▽≦)
D12をマスターに、XGWorksをスレーブにして演奏、サンプルレコーディングしてみた。…気になっていたモタリが、結構消えているのだ!!もち、完全にとは云わない。また幾分かは『?』なタイミングが残る…だが、ウチのマシンで、シリアル通信で演奏させることに比べれば、随分良くなっている!!
――ような、気がする!!(笑)(うかれている事によるプラシボ効果かも知れないが(笑))
とにかく、これだけでも、コイツを購入したかいがあったというものである!!(≧▽≦)
これが、どれだけウレシイことか、解って頂けるでしょーか!!
だって、『どうしようもない』と完全に諦めていたことが、文字通り、少しでも、よくなったのだから!!
発音のモタリはハッキリ云ってコンピュータミュージック屋に取っては鬼門である。だけど、それが少しでも改善されるのなら――それは、ゲティにとって、10万以上を払ったかいがあるというものだ!!――いや、それをどうにか出来るのなら、100万でも払う!!…いや、100万は払わないかもしれない!!(ぉぃ)とにかく、それくらい、大事なことなのだ!!それが、10万の出費で、許容範囲に収まった――それは、もう、正月が100回分いっぺんに来たような嬉しさなのですよほほほーーーい!!
とりあえず、もうしばらくコイツを触ってみて、ヴォーカル録音できる準備をしたいと思う。