Practice 5

もうおにいちゃんは何を描きたいのかよく判らなくなってきましたよ。

前作を仕上げたのが5/15。
で、その後新マシンへの移行に費やした一週間はしょうがないとして、そこから二週間、あれを試してはやり直し、これを試してはちゃぶ台を返し、ひたすら泥沼な日々。
最終的にそれを捨て、二枚目としてコイツを描き出して、なんとか行けそうだってことで塗り進めたんだけど、そこに至るまではそりゃもう辛い日々でしたよ。

マシン移行の際に、これまで使ってきた初代Intuosが壊れたわけではないけれど『ええいいっそスクラップ＆ビルドじゃ!!』と新調したIntuos3がこの不振をさらにひどいものにしましたな。
Intuos3のペンって初代のそれ(2がどうかは知らん)と違ってグリップ部が太いのよね。グリップの細いペンに慣れた手にはこれがとにかく使いづらく、やたら親指と人差し指の間が疲れるわ、勝手にスイッチに手が触れてブラシ太さウインドウが出てくるわ、ペンを握ってる時の違和感も大きくておにいちゃんボロボロ。
ただ一旦慣れてしまえば、Intuos3の方が自分の思う線を描けるような気はしますな。初代Intuosほどぐにゃぐにゃ曲がったりしない。
手が痛くなるのは防げんのですが、これはまあ鍛えればなんとかなるでしょう。

絵に関しては、上記のようないきさつなので、何とも云えず。
ただひとつだけはっきりしたのは、『自分に描きたい気持ちがない時に、自分が描きたいと思わないものを描いても完成しない』ということですな。(当たり前なんだが)
捨てた一枚目にはにゃんこ描いてたのですが、主線がほぼ終わった時点で『これを塗って完成させたい』という気持ちが皆無になってしまっていた。せっかく主線まで終えたのだからと自分に云い聞かせてもちーとも筆が進まずに、気がつけば飲みながらRacing Battleと。
特にぼくなんてトライ＆エラーで描いては消し消しては描きを繰り返すから、その労力を払ってもいいと思える何かがないと続かんのですよ。モチベーションを維持できなくなっちゃう。
もっとも『じゃあこの絵にあったその何かは何なん?』と云われると自分でもよく判らんのですが。

さて、七月/八月でなんとかあと二枚、こなしたいですな。