Where are we?

『あれぇ…ボクたち、今どこにいるんだろ…?』
『エト、さっきアソコで信号曲がったから…ここじゃない?』
『えー、違うよォ、だってこっち県道だし、その前にも左に曲がってるもの。』
『んーじゃあこっちの細い道かなぁ?ホラ、ここの橋ってあそこだよきっと…』

飛べ!
飛んで空から見ろ!!

という事実に全く気付かぬまま始め全く気付かぬまま仕上げたわけですが。

いやもう。ほんとに。
一時はいったいどうなるかと。
だいたいバイクなんてぼかぁ描きたかないんです。メカ自体あんま好きじゃないし。
それに前作でとんでもなく苦労したからもーやだ、今度こそ楽なのにすると。
思っていたのになんでまたこんなに苦労してるんだーー!

一応、季節っぽい何かを入れたいってことで考えてて、
ちょい遅いけどツーリングとかかなぁと。
ならば仲のいい女の子同士のタンデム旅なんていいねぇと。
目的地はどっかの旅館か…あるいはそれすらなくって日が暮れたら民宿探すのかも。

が、このテの旅は必ずどこかで迷うのですな。
地図どおり行ってるはずなのに、気がつくとここどこよ!?と。
で、ちょい走っては地図広げ、またちょい走っては地図広げ、そのうち諦める。(笑)
えーい、太陽に向かってりゃ大丈夫だろ!みたいな。

そんな旅先の一シーン。

ひむでみにしたのは、例によって、現代世界とファンタジーとの融合が好きだから。
あとウチのお客さんはこいつらが仲いいことをご存知でしょうから、
仲のいい女の子同士の旅を容易に演出できるだろうと考えたというのもあります。
…いやごめん。そんな深いとこまで考えてなかった気がしてきた。
単にこいつら描きたかっただけ。たぶん。

色はだいぶ迷いましたね。どうもここ数回混乱気味だ。
いやまあいつもっちゃあいつもなのだが。
あとはアナトミーかなぁ。もうちょっと肩幅与えるべきだったかもなぁ。
でもあんま大人っぽくしたくもないし。難しいなぁ。
まあ、続けてりゃそのうち変わってくでしょ。
変わってくれな困る。^^;