That's mine

『あのチョウチョを捕まえるのっ…!!』
『…いや、あのですね…俺は階段じゃないんですよ…。』

毎度毎度のことながら、今回も大変だった。
でもまぁなんとか形になったでしょう。悪い出来ではないはず。

期間は一月ちょい、おそらくは60〜80時間程度。
一度クルマを、今の塗り方で描いてみなきゃなぁという所からスタートしたものの、
はて単にクルマを描いたところでウチのdAウォッチャの嬢ちゃんたちにはウケなかろうと。
なれば人物を絡めるのがセオリーではありますが、これがまたクルマと人物って絡めづらい。
当然だよねぇ、クルマを描くからにはクルマを主体にすべきなのに、
それを人物にムリヤリ持っていくわけだから。
てなわけで、結果的にはクルマとシーンの意味との結びつきがイマイチ弱いわけだけど
そこはまぁ気にしない。

塗りは結構気を配ったつもり。
特にクルマは、視線を奪いすぎないよう気をつけながら、それなりにディテール入れられてるはず。
ボディカラーもほんとはメタ黒赤にしたかったんだけど(首都高バトル系マイマシン色)
そうするとクルマが主張しちゃって台無しだったので、景観を損なわないこんな色になってます。
それも含め、全体的に、それなりに色を使えるようになっているはずで、
以前のような単調さはさほど感じられないのではないかと思います。
反面、課題も残ってて、
構図がその中でも一番気になる点か。
視点を変えたり、人物との位置関係を変えたり、色々試したんだけど、
結局これよりいいのが浮かばなかった。
色も、以前よりマシとは云え、実際にはもうちょいと味が出るように塗りたいところ。
まぁそのへんは時間をかけて鍛えていくしかないでしょう。