子供たちが夏休みに取り組んだ自由研究の中で、
単体でページを作っていないものを紹介しておきます。
なお、希少生物の生息場所については、
公的な調査であることを明示していただかないとお答えできません。
ハチに慣れていることもあって、ハチが関係する自由研究は多いです。
ミツバチの自由研究には取り組んでいないのですが、
ミツバチの巣からロウを作ったり、他の自由研究に利用しました。
ミツロウで作ったロウソク
キアシハナナダカバチモドキ、大型でとてもキレイなハチです。
三重県では絶滅危惧種だったような気がします。
ヤマトアシナガバチの巣を狩るヒメスズメバチです。
すっかりハチに慣れてしまい、巣の真横でカメラを構えています。
我が家のルールでは、自由研究の素材は味見をすることになっています。
ダイダイイグチで作った味ご飯。ダイダイイグチのおかげで美しい色をしています。
ニホンミツバチの幼虫が入っています。
あとで幼虫入りと言ったら、母がずいぶん怒っていました。
淡水に生息するシジミ(マシジミ)も、海のシジミ(ヤマトシジミ)と同様、
味噌汁にしてよく食べています
特に山の中の貯水池などに生息しているシジミは、大きくてとてもおいしいです。
我が家では潮干狩りならぬ、川干狩り、沼干狩り、ダム干狩りなんて行事もございます。
えーと、たぶんこれはシカさんですね。密猟はしておりませんのでご安心ください。
ご近所さんに頼まれでもしない限りやりませんが、
オオスズメバチ狩りなんていうのは、命がけですからテンションも上がります。
佃煮にしてみました。
ミツバチ狩りは毎年やっています。
縁の下にできたニホンミツバチの巣。おいしそうな蜂蜜がぎっしり。
川から海まで、いろいろとネタ探ししております。
水草は二度ほどテーマに取り上げました。
川に生える水草は、よく見るととてもキレイなんですよ。
海岸は水草はないですね。
湿地に生えるミズゴケなども。
ヒナノシャクジョウを発見したので、葉緑素のない植物についても調べてみました。
ハゼノキの実を集めてロウを作りました。
カイガラムシからもロウを集めました。これはツノロウムシ。
県展ではこれをルビーロウカイガラムシだと思い込んでいて撃沈。
夏休みの終わりに、長男が彼女とデートに出かけました。行き先は植物園。
長男の目的はウルシの木を探すことだったそうです。
ウルシ科の植物なら何でも塗料になりそうな気がしたので、
ヌルデの幹に傷を付け、樹液を集めています。
パソコンやデジカメを駆使した自由研究には拒否反応を示す人は多く、
地域によっては、未だに指定サイズの模造紙や、指定サイズのスケッチブックに
自由研究をまとめねばならないそうです。
作品展や発表会では、展示の都合で指定サイズにしたいということもわかります。
だったら印刷して張り付けて提出しても良さそうですが、それさえも禁止する学校がありますし、
担任の先生や学校レベルで選考対象から外していると思われる学校もあります。
学校代表にも選ばれなかった作品が、県の作品展で上位入賞していればそう思いますよね。
とある地区では、課題自体が「模造紙1枚に研究結果をまとめよ」となっています。
そのような地区の自由研究が、全国展で通用するとはとても思えないです。
最近では少なくなってきましたが、時代錯誤も甚だしいと思っています。