極楽プログラマの日記
2001年3月号



[目次]


■3月分のお仕事

( 1)熱電対

 少し前までは「加速度センサを用いた携帯端末」にハマっていたのだが、
 うまく仕事としてオチがつきそうだ。
 そこで、次のネタを展開することにした。
 「熱電対を用いた温度計」である。
 室温から1,300℃くらいまで測定できる温度計だ。
 これさえあれば、登り窯の温度も測れるし、炭焼きの歩留まりも上げられるし、
 薪ストーブの触媒の反応を改善できるし、
 人々の生活に「ありとあらゆる局面で役立つ」に違いない。←違う
 一日中、資料収集に努める。

 信号を処理したり表示するのはパソコンを使うためコストゼロだが、
 熱電対と呼ばれるセンサの先端部分が高い。
 センサには1300℃でも腐食しない金属を使う必要があるのだ。
 ずばり純度100%のプラチナ線である。
 φ0.5mmの線を10cm使うだけで1万円を超えてしまう。
 それにたったの10cmでは熱源の真横にパソコンを置くことになるから、
 線を引き回すためにはそれなりの長さが必要になるわけで...。
 ちなみに腐食の心配がない部分には、
 補償導線と呼ばれる熱電対と同じ特性を持った合金を使ってコストを下げる。
 炎があるところには熱電対、炎がないところには補償導線ってわけ。
 登り窯に使うのであれば1m近くの熱電対が必要になるから、
 ここを何とかしないと、遊びでやるにはばかばかしい機器になってしまう。
 素人が何とかできるなら、プロがとっくにやってるという気もするが、
 何とか目処はついた。もともと化学屋を目指していたくらいだし。

( 4)宴会

 薪割りをしていたら、某陶芸家の方から電話。
 「ギャラリーをオープンしたけど宴会来ない?」とのこと。
 行くと、よそのギャラリーの方と、骨董屋、陶芸家、押花作家、
 他に、公務員と大工さんがいた。
 陶芸家が握ってくれた寿司をつまみに、生ビールが飲み放題。

 新しく買ったThinkPadの調子が悪いというので、
 ちょっと設定をいじったりして、再びビールを飲みまくる。
 ギャラリーは旧家の蔵を利用しているため、
 蔵に使ってあった棚が、値札付きで無造作に立て掛けてあった。
 1800mm×450mm×30mmのヒノキの板があったので買ってきた。
 使うアテはないのだが、1,600円なら値打ちだと思った。

( 6)インストール

 三重県四日市市の某ガソリンスタンドでお仕事。
 店長さんいわく、
 「インターネットもやってるの? ふーん。
  ボクにしかわかんないこともいろいろとあると思うから、
  ギブアンドテイクでいろいろ教えてあげるよ。」

 勘違いもいいところだ。ちょっと驚かせてあげよう。
 目の前で仕事と関係のないことをいろいろとやって見せた。
 店長はかなり驚いたらしく、いつの間にか私に対して敬語を使っていた。
 今日は雇われの身なので、作業代金は某社から8,400円が支払われるのだが、
 それとは別に個人的に半年契約してくれるという。月々10,000円なり。

( 6)じゃんけんぴょん

 某保育園の保母さんがやって来た。
 この保母さんは、以前にも何度か家に来ている。
 この前はDanceDanceRevolutionというゲームを見に来たんだっけ。
 今日は園児がお別れ会で踊る曲をネットで探してくれとのこと。
 本人の希望通り、まずはミニモニの「じゃんけんぴょん」を見せた。
 うーむ、それにしても。かごっちは...♪
 部屋で踊ってみたものの、園児にはかなり難しいような気がする。
 私はとっとこハム太郎のパラパラを薦めておいた。
 ただし、ハム太郎は踊りが簡単だけど、歌詞は凶悪である。

( 7)RC5 Cracking

 暗号解読(RC5 Cracking)のランキングが3万位を切った。
 現在、29,804位である。
 次の目標は4桁、つまり1万位を切ることだ。
 毎日200位づつ順位を上げていったとしても、3か月はかかる。
 まあのんびりとやろう。私の順位は ここ で確認できる。

( 8)サイト更新

 某ロックパブのサイトを更新した。
 ついでにこの日記も更新。

(10)NextFTP

 NextFTPというシェアウエアを登録して使っていたのだが、
 Windows98を再インストールしたら、パスワードを紛失してしまったようだ。
 かまわず使い続けていたが、試用期間を過ぎてしまい、
 とうとう使えなくなってしまった。
 サポートサイトにはパスワードを忘れた方へ...という項目があるが、
 それには登録したときのメールアドレスが必要だという。
 必要に迫られて急ぎで登録したので、登録したアドレスがよくわからない。
 困っていたところに、NextFTPの開発元からメールが届いた。
 version upの案内らしい。登録したアドレスがわかってひと安心。

(12)打ち合わせ

 関西国際空港で仕事の依頼。作業料金は6,500円か11,500円。
 私は三重県四日市市に住んでいる。
 作業料金を考えると、遠いにもほどがある。
 交通費が出るとはいうものの、どうみても赤字になる。もちろん断った。

(14)薪売ります

 薪ストーブの季節もそろそろ終わりだ。
 薪売りますページに「完売」と書いて、店じまいしようと思っていたら、
 いいタイミングで薪の注文があった。
 この注文を最後にとりあえず店じまいしよう。

 ちなみに、1月と2月はそれぞれ10件くらいの注文があって、
 200箱くらいの薪を発送した。
 1箱で800円くらいの利益が出るから、約20万円になる。
 薪を作る手間を考えたら、話にならないけど、
 ジョギングやウエイトトレーニングするよりは薪割りの方が楽しいし、
 それで利益が出るなら悪くない。環境にもやさしいぞ。

(14)学校で勉強
(15)学校で勉強

 某学校で勉強。給料泥棒させてもらってる感じだ。
 他の学校でもぜひやらせてほしい。

(17)買い物

 名古屋の大須で買い物。
 VisualC/C++6.0、HDD10GB×2、DIMM-128MB-CL2、Duron700MHzなどを購入。
 HDDは台数限定3台の8,980円のを買った。
 アキバだったら限定にするほどの値段ではないと思うのだが...。
 SocketAの安いメインボードが欲しかったが見付からず。

 ちょっと欲しかったビデオカード RADEON VEが売っていた。
 ディスプレイ二つとテレビを同時に出力できるビデオカードだ。
 箱を手に取ってながめていたら、ちょっと立ちくらみした。
 意識が戻ると手にはショップの紙袋に入ったRADEON VEを持っていた。
 このままでは使い道がないので、帰り道、VisualC/C++6.0を購入。
 StanderdEditionがないので、ちょっと高いProfessionalEditionを買った。

(20)PC自作

 久しぶりにPCの自作。
 MS-xxxx+Celeron466MHz、KV-200+Athlon650MHzだ。
 問題なく組み立て終了。

(21)PC自作

 昨日作ったPCに彼女がフリーセルをインストールした。
 するとクリアするときに必ず「不正な処理」エラーが出るらしい。
 メモリを交換するとやや改善されるも、やはり問題あり。
 電源の問題を疑うが電源だけを購入するほど経済的な余裕はない。
 CPUだけでも省エネにすべく、Athlon650MHzをDuron700MHzに変更するがだめ。
 しかたがない。ビデオカードを交換してみよう。

(22)VisualC++6.0

 来年度の講義で必要なので、VisualCの勉強をすることにした。
 私は統合環境が嫌いなので、今まで一度も使ったことがない。
 しかし、最近の学生はDOSを知らないため、
 避けて通るわけにはいかなくなっているのだ。
 初日は窓を開いて、文字を表示するだけのプログラムを作ってみた。
 加速度センサの信号を拾うつもりだったが、うまくいかなかった。

(23)つづき

 相変わらず、加速度センサと格闘している。
 統合環境に慣れるまではストレスがたまるな。

(24)PICライタ

 秋月電子の PICプログラマーキットを組み立てた。
 これはPICライタ、つまりPICマイコンにプログラムを書き込む装置である。

(25)つづき
 キットとは別に15Vの電源が必要になるというのは予想外だな。
 単3乾電池×4のホルダを二つと、×2のホルダを一つ組み合わせて、
 専用の電源を作ることにした。
 ホルダから出ている線には専用クリップを接続し、
 直列にして任意の電源を取り出せるようにしてみた。
 あとは、LEDの色を変えたり、D-SUB 9PINのコネクタを付けたり...。

(26)つづき

 PICライタが完成したが、基板のままでは使えない。
 木でケースを作ることにした。
 薪の中からきれいな板を選んで、鋸と金槌と釘で適当な箱を作る。
 基板を板に固定したところで動作確認。
 D-SUB 9PINに改造してあるので、パソコンとの接続は、
 X68000のジョイスティック延長ケーブルを使う。
 無事に動作確認ができた。
 できたといっても、特に何もすることはないのだが...。

 電源が電池のままでは不便なので、手頃なACアダプタを探すことにした。
 ジャンク箱をあさると、充電式ハンドクリーナーのACアダプタを発見。
 ちょうど15Vだ。これはラッキー。
 このACアダプタを接続するためのコネクタを取り付けたいが、
 とにかく今はPICを使ってみたくてしかたがないので後回しだ。

(27)つづき

 手順書に従って動作確認。
 なになに、まずはサンプルプログラムをアセンブルしPICに書き込む。
 ふむふむ、なるほど。次はどうするんだ。
 図のような回路を作り...って、おい。
 何でいきなり基板をもう一つ作らなきゃならないんだよ。
 どうやら、ハードウエア工作っていうのはこういう世界らしい。
 しかたがない。動作確認は後回しだ。

 加速度センサのプログラムを作って載せ換えればいいんだろう。
 秋月電子の加速度センサキットのPICに書かれているプログラムの、
 ディスアセンブルリストを解析する。
 どこを取っ掛かりにしようかな。やっぱり1バイト転送するとこだろう。
 ってことで、1バイトをシリアルに転送する処理をながめる...。

send_data:
 rrf SEND_BUF,1 ;右シフト
 call send_bit
 rrf SEND_BUF,1 ;右シフト
 call send_bit
 rrf SEND_BUF,1 ;右シフト
 call send_bit
  :
  :
 何やってんだ? もしかして、1bitづつ転送しているのか。
 まさか、そんなはずはない。もう一度解析。
 ふむふむ、なるほど。それで、あー、はいはい。
 何と、まったくもってその通りだった。
 1byteの転送は1bitづつ8回転送することだった。
 どうやら、ハードウエア工作っていうのはこういう世界らしいな。
 信号線が1本か2本しかないんだから、考えてみりゃ当たり前なんだが。

 回路図でPIC16F84と他のICのピンがどのように接続されているか見る。
 ピン番号からPIC16F84の入出力ピンを定義。
 RS-232Cへの出力ピンがわかったら、
 そのピンへデータを書き込んでいる部分を探す。
 これがデータを送信する部分だ。
 この部分を書き換えてやれば、特定のデータを出力することができるはずだ。

(29)USBハブ

 VisualC++6.0をいじっていたら、ゲームパッドを扱いたくなった。
 (注)PIC16F84はちょっと壁にぶち当たったらしい。
 手持ちのゲームパッドはドライバがなく、2軸4ボタンのパッドになってしまう。
 しかたがないのでUSBのゲームパッドを接続してみたところ、
 なぜかネットワークカードが不安定になる。
 ネットワークカードも同じUSBの無線LANカードだ。
 そこでUSBハブを5インチベイに内蔵するキットがあったので取り付けてみた。
 USBハブには直接、電源ケーブルを挿すので何となく安定しそうな気がする。
 思った通り、安定したようだ。
 それにフロントにゲームパッドを接続できるというのは、なかなか便利だ。
 見た目がかっこ悪いけどね。
 ゲームパッドを接続したら、何かゲームをやりたいな。
 とりあえず何かインストールしよう...と思ったら、CDトレイが出て来ない。
 ぶら下がっているUSBケーブルの束に負け、
 開きかけていたトレイがまた戻っていくのである。
 うーむ、ちょっとミスったか。
 ま、いいや。ネットワークでインストールしよっと。

(30)インストール

 Athlon/DuronというCPUを使うためには、専用のメインボードが必要だ。
 メインボードにはチップセットというのが載っていて、
 それがメインボードの心臓部に当たるのだ。
 Athlon/Duronは一般的なIntelのチップセットでは使えない。
 そのためAMDやその互換メーカのチップセットを使うことになる。

 現在、私が使っているメインボードは、ECS K7VZA、Iwill KV200だ。
 これらのメインボードに搭載されているのはVIAの互換チップセットで、
 安くて機能豊富がウリ。サウンドカードだって不要。
 サウンド機能はチップセットに内蔵されているからだ。
 だが互換チップというだけあって、Windows98SEをインストールするのにコツがいる。
 Windowsとは別に、4in1というドライバが必須なのだ。ないとハマる。
 このドライバはネットで簡単に手に入るが、
 その情報がなかなか手に入らない。私も最近まで知らなかった。
 たいていの場合、4in1はメインボードの付属CDにも入っているから、
 売れ筋の新しいメインボードなら問題になることは少ないのだが...。

 今回、いまいち不安定なビデオカードを一掃すべく、
 最新の4in1ドライバを手に入れ、再インストールすることにした。
 ATI RADEON VE、A-Open PA-3000 LTなど。
 ちなみに4in1の最新版は ここにある。

 インストールの手順はこんな感じ。
 (1)Windowsのインストール
 (2)4in1のインストール
 (3)各種ドライバのインストール

 が、安定度はたいして変わらなかった。ちっ。

(30)買い物

 先週買ったゲームパッドが気に入ったので、
 バスケの練習のついでにさらに三つ買ってきた。これで四つ。
 そういうゲームを作るのもいいかもね。

(31)VisualC++6.0

 あー、統合環境ってのはやだな。
 言語を覚えるならまだしも、統合環境の使い方を覚えるのは何か不毛な気がする。
 電車の中で本を読むだけじゃ、使い方なんて覚えられないからなあ。
 窓を開いて何かを適当に表示し、
 クリックしたアイテムを移動させるってことができた。
 なんか庶民的なプログラムだな。

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