極楽プログラマの日記
2005年2月号


年末、年始のスケートと、NBAの録画で忙しい。
NBAオールスターの録画に失敗した。
二度の録画を共に失敗するとは...。

[目次]


■2月分のお仕事

( 1)学校で講義

( 1)修理

 家に帰ってきたら、某古物商から電話があった。
 パソコンの調子が悪く、メールができなくなった何とかして欲しいとのこと。
 急ぎなので迎えに来てくれるらしい。
 現地でPCを見せてもらった。ASUS P4T-E+Pentium4 という速そうなPCだ。
 しかしこれがPentium166MHzかと思うほど遅い。
 せっかく迎えに来てもらったが、どうしようもないほどイカレている。
 どうにかWindowsMeが起動したと思ったら、変なソフトが国際電話をかけようとしているし、
 InternetExplorerやOutlookExpressも起動できなくなっている。
 というわけで、お持ち帰りすることになった。
 普通ならWindowsの再インストールだが、それでは元のHDDに入っているファイルがなくなってしまう。
 そこで新しいHDDを売りつけ、ここにWindows2000をインストールすることにした。
 無事に動くようになったPCに古いHDDを接続して、そこからせっせと必要なファイルを取り出す。
 メール、メールアドレス、ブックマーク...。
 しかし、Pentium4とは思えないほど遅い。

( 2)修理

 Pentium4な自作PCがまたイカレた。何が原因かよくわからない。
 OSだけでなく、メインボードがイカレているように見える。

( 3)インストール

 Pentium4はあきらめた。
 FUJITSU FMV-5450MLを引っ張り出してきて、これにWindows2000をインストールした。
 FMV-5450MLにはメモリ64+128MBに増設、さらに40GBのHDDをリムーバブルラックに入れて取り付けた。
 必要なファイルもすべてコピーしてできあがり。
 このK6-2@450MHzなPCは、Pentium4の自作PCよりも速いのが笑える。
 Pentium4はパーツとして売ればいいだろう。代金は10,500円なり。

( 4)Norton Ghost9.0

 先日、某病院で、MRIの端末をセットアップしたのだが、
 このPCがイカレたときのために、予備PCを作ることになった。
 B's Recorder GOLD 7 でHDDのバックアップを取り、
 それを別のPCにリカバリーしてクローンPCを作ることにした。
 最初につまづいたのが、PCにDVDドライブが内蔵されていないこと。
 USB接続のDVD-Rでバックアップをとったため、DOSからは認識できない。
 一時的にIDEのDVDドライブを接続して、何とかDVD-Rから起動することに成功。
 しかし、今度はリカバリーできるドライブが見つからないとのこと。
 どうやらバックアップをとったときと同じのHDDでないと使えないようだ。
 なんというおバカな仕様だ。
 つまりバックアップをとってあっても、HDDがイカレたらリカバリーできないのだ。

 ※これはパーテーション単位でバックアップしたときに起こる現象で、
  ドライブ単位でバックアップすれば大丈夫かもしれない。

 こうなったらバックアップからやり直すしかない。
 B' Recorderを信用するのも恐いので、
 Amazon.comで、 NortonGhost9.0(特別優待版)@6,649円を注文した。

 Norton Ghostの場合、バックアップはHDDに取れる。
 よって、バックアップは外付けHDDに作成すればいい。
 これを別のPCにリカバリーすることになる。
 リカバリーしたいHDDには、二つのパーテーションを作成する。
 ここでは、この二つの領域をC:とD:と呼ぶことにする。
 バックアップイメージをD:ドライブにコピーし、
 D:ドライブからC:ドライブに対してリカバリーを行なうのだ。

( 5)買い物

 ネットで買い物。ビデオカード 玄人志向 GFMX4000-LA64C@3,590円、
 USBメモリ ADTEC AD-UIS128M/U2W@1,876円、HITACHI/IBM HDS722516VLAT80@8,523円、
 USBカード IO-DATA USB2-PCIL4@1,685円×2を購入。
 LowProfileでTV-OUTがついた安いビデオカードを物色したのだが、これが曲者だった。
 LowProfileで使うためには、LowProfileのブラケットと交換しなければならない。
 それはいいのだが、交換するとRGBコネクタがなくなってしまい、
 TV-OUTとDVIディジタルだけになってしまうのだ。
 パッケージには書いてあるのだが、ここがネット通販の怖いところ。
 ま、いいんだけど。LowProfileで使わなければいいんだし。
 それ以外は特に問題もなく、いい買い物だった。

( 6)修理

 某団長のノートパソコンが持ち込まれた。
 修理を依頼されたが、私が直す前に嫁が直した模様。
 某中古販売業者のパソコンも持ち込まれた。こちらもすぐに作業完了。
 どちらも2,100円なり。

( 7)

 DELL OptiPlexGX240にUSB2.0カードを増設。
 このPCはPentium4-2.0GHzだが、内蔵するUSBが1.1という弱点を持っている。
 USB2.0カードを増設するとひじょうに快適になる。
 先日買ったIO-DATA USB2-PCILは、安くて速くてLowProfileにも対応している。
 常に在庫を持っておきたいカードだ。

 先日買ったHDD/160GBをフォーマットした。

( 8)学校で講義
( 9)学校で講義

(10)インターネット設定

 某老健から連絡があり、インターネットに接続できなくなったとのこと。
 設定はすべてISDNダイヤルアップルータが記憶しているため、
 設定が狂うこともないし、ウイルスでもなさそうだ。
 過去のメールを調べていくと、昨年末にODNからメールが届いていた。
 それによると、地域AP(アクセスポイント)を順次廃止して、
 全国共通の番号を使用してくださいとのこと。
 今月に入って、地元APが廃止されたため接続できなくなっていた。
 「メールはちゃんと読んでね」と釘を刺して、
 ルータの設定を書き換えた。代金は8,400円なり。

(11)三重生物発表会

 うちのチビを三重生物発表会に連れて行った。
 市の発表会と違い、小中学生が同じ部で争うことになっている。
 うちのチビは小学3年生だが、市の発表会を2度経験しているので、
 授業参観のような気楽さで発表している。
 もうOHPは少数派だ。ほとんどの子供はPowerPointのスライドショーだった。

(12)修理

 近所の方がパソコンを持ち込んできた。
 ウイルスに感染し、さらにスパイウェアもいくつかインストールされていた。
 某古物商と同じタイプだ。すぐに退治して作業完了。
 代金は4,200円なり。

 夜、ハロゲンヒーターを2台使っていたところに、
 嫁が電子レンジを使ったもんだから、ブレーカーが落ちてしまった。
 パソコンは再起動させたが、インターネットに接続できなくなった。
 pingを打って確認すると、BBルータは異常がないように見える。
 ADSLモデムがイカレたかも。

(13)インターネット

 ヤマダ電機で、NTT西日本 ADSLモデム-MS3@8,980円を買ってきた。
 しかしADSLモデムを交換しても接続できない。

 先日、引き揚げてきたcanon BJC-430Jを解体。
 リサイクルできる部分はほとんどないが、電源部分が欲しいので解体。
 故障した原因もわかった。
 ヘッドをクリーニングするときに、インクを吐き出すのだが、
 その容器が固まったインクでどろどろになっていた。

(14)納品

 ナースセンターにNEC PC-MA60Jを納品。
 代金は8,400円なり。

 自宅はまだインターネットに接続できない。
 ADSLに続いて、BBルータも交換したところ接続できた。
 BBルータのWANコネクタか、ADSLモデムのLANコネクタあたりが怪しい。
 まあ、接続できたのでよしとしよう。

 レントゲン室にcanon BJC-420Jを持っていったが、
 レントゲンの端末には、BJC-410JとBJC-430Jの設定ファイルしか入っていない。
 プリンタの設定ができないので、持ち帰ることにした。
 ちなみに、端末PCは1995年製のNEC PC-9821xxxである。

(15)学校で講義
(16)学校で講義

(16)BJC-420J

 さて、持ち帰ったBJC-420Jを何とかしなくてはならない。
 BJプリンタの設定ソフトBJ Controllerは、
 PC-98でなくても、MS-DOSであれば動くらしい。
 WindowsMe/98であれば、DOS窓でも動くだろう。
 しかしWindowsXP/2000のDOS窓ではだめだ。
 ソフトがパラレルポートを制御するようなプログラムは、
 アクセス違反が出て動かないのだ。
 4.3GBほどの小さなHDDをインナートレイに入れ、
 Windows98がDOSモードで起動するハードディスクを作った。
 ここにBJ Controllerをインストールし、BJプリンタを設定できる環境を作った。
 リムーバブルHDDというのは便利である。
 BJC-420JをPC-PRモードに設定して完成。
 レントゲン用の設定は面倒だが、2,000円程度で手に入れたプリンタが、
 1万円程度で売れるようになる。

(19)クローン

 もう一度、病院からMRI用のPCを借りてきた。
 予備PCもないというのに、PCを持ち出したりして、
 危ない橋を渡っているような気がする(笑)。
 先日、購入したNortonGhost9.0をインストールし、
 USB接続されたHDDにイメージを作成した。ファイルサイズは20GBくらい。
 とても順調でさすがNortonという感じだ...と、思った。

 イメージを別のPCでリカバリーして、元のPCにクローンを作ろうとするが、
 セクタが見つかりませんというエラーが出て失敗した。
 どうやらイメージを作るつきに失敗したようだ。
 もう一度、イメージを作り直して再度挑戦するも、またもや失敗。
 ちょっと待て。イメージがそんなにイカレるなんていうのは不自然だ。
 もしかしたらイメージは正しいが、リカバリー先のHDDに問題があるのでは。
 とりあえず160GBというムダに大きいHDDを用意して実験。
 するとうまくいった。

 調査したところ、以下のような結論に達した。
 ハードディスクの使用量が20GBだったとしても、
 先頭から100GB目のクラスタを使用していることがある。
 NortonGhost9.0でHDDイメージを作成すると、
 ファイルの配置情報もそのままにイメージを作成する。
 よって展開するHDDには、そのクラスタ番号が存在しなければ、
 元のファイルイメージを展開できないのだ。
 ならば話は簡単だ。
 元となるHDDにデフラグをかけて、使用クラスタを前半に集めるのだ。
 デフラグは大量のファイルを読み/書きするので、
 重要なファイルが入ったHDDをデフラグするのはちょっと恐い。
 そこで先ほど実験用に作ったHDDにデフラグをかけた。
 それから新しくイメージを作成したところ、
 容量の小さいHDDでもリカバリーすることができた。

(22)つづき

 NortonGhost9.0でリカバリーされたDELL GX240のHDDを、DELL GX150に内蔵した。
 これで起動してくれれば万事解決だが、起動途中でフリーズしてしまう。

 ちなみにMRIのソフトをインストールしてもらうには15万円ほどかかる。
 時給が何万円という先生たちが二人も来るんだからしかたがない。
 金額的にあり得ないので、DELL GX240をもう1台用意するという手になる。
 それでもGX240を手に入れ、HDDを大容量のものに差し替える必要があるから、
 原価でも5万円はかかるだろう。
 うちの利益を加えると6-7万円というのは微妙なラインだ。
 でも、暇なのでこんなところではあきらめない。
 起動しないGX150にWindows2000を修復セットアップした。
 すると何とか起動するところまではいった。
 しかし、元のGX240はWindows2000+SP4。
 これを修復セットアップしたために、起動してからがひどい。
 ドライバがなくて画面がぐちゃぐちゃというのは納得ができるが、
 インストールされていた、MicrosoftOfficeやNortonGhost、
 McAfeeVirusScanなどがすべてイカレてしまったのだ。
 うむむむ。さてどうしたものか。
 あ、そうか。Windows2000+SP4で修復セットアップを行なえばいいのだ。

(23)学校で講義

 今シーズンはすべて終了。
 実験室で処分に困っていたSGI Indy、FMVを2台、Socket7なマザーボード、
 LANカードやSCSIカード50枚くらいを引き取ることになった。
 IndyはPCでなくて、GWS(グラフィックワークステーション)だ。
 持っていると自慢できるかもしれないが、使い方はよくわからない。
 後日、車で引き取りに行くことになった。

 卒業生が遊びに来たのでラーメンを食べに行った。
 ソフマップで、IO-DATA USB2-PCIL4@1,680円(USB2.0カード)と、
 256MBメモリ(PC2700-CL2.5)@約3,500円を買った。

(23)Windows2000+SP4

 というわけで、Windows2000+SP4のブータブルCDを作ることにした。
 ネットを検索すると、たくさんの人がその手順を公開していた。
 そのいくつかを参照しながら、さっそくやってみた。
 その気になれば、SP4どころか、HotFixやプロダクトIDの自動入力まで、
 自動インストールすることもできるらしいが、それはやらない。
やってみたら、修復セットアップではなく、 強制的にクリーンインストールされてしまい、
HDDの内容がすっかり消えてしまったというのは企業秘密だ。
 で、できあがったCDを使って修復セットアップをかけた。
 正確にいうと、修復セットアップではなく、
 インストールから「現在のファイルシステムにインストール」を選択した。
 あとはGX150に各種ドライバを導入して、無事にクローンPCが完成した。
 料金は8,400円なり。
 NortonGhost9.0なんか買っちゃったもんだから微妙に赤字だが(笑)。

(25)インストール

 先日、病院から引き揚げてきたDELL Precision220は、別の部署で使うことになった。
 800MHz程度のPentiumIIIだが、ほぼフルサイズのデスクトップPCだけあって、
 i80x搭載の小型PCとは比べ物にならないほど高速だ。
 場所さえ確保できれば快適に使えるだろう。
 Windows2000を再インストールした上で、返却して欲しいとのこと。
 作成したばかりのWindows2000+SP4のCDでインストールした。
 作業料金は8,400円なり。

(26)WindowsXP+SP2

 ついでなので、WindowsXP+SP2のブータブルCDも作ってみた。
 FUJITSU FMV-6667SL5と自作PCにインストールして動作確認した。
 FMV-6667SL5はCD-ROMドライブを取り外し、動画再生PCとして活躍する予定。

[目次]


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