ブルーベリーを簡単に接ぎ木する方法をまとめてみます。
子供でもできる方法です。
接ぎ木に使う道具は、ハサミ、カッターナイフ、
それからメデールという商品名の接ぎ木テープです。
まず台木を用意します。
もちろん品種はラビットアイ系品種のホームベルです。
挿し木2年生で、台木からシュートが2本伸びています。
台木は手で持って作業するので、最初は長めに切ります。
私は地面から20cmくらいのところで首をはねました。
切り落とした枝を挿し木しておくと、来年また接ぎ木ができます。
長めに切った台木を持ち、鉛筆を削るような感じで切り込みを入れます。
削った台木はそのままにして、次は挿し穂を調整します。
この時、接ぎ木した品種は、サザンハイブッシュ系品種のジョージアジェムです。
今年一番おいしいと思った品種です。
この品種はとてもおいしいのですが、裂果しやすいので軒下で栽培しています。
接ぎ穂の調整は30秒くらいで。
先ほど削ったままの台木は、希望の長さで改めて切り直します。
切り口に挿し穂を差し込むとこんな感じ。
少しくらい隙間があっても、テープをきつく巻けば大丈夫です。
メデールという接ぎ木専用テープがオススメ。
巻くだけでくっついてくれるからテープをしばる必要がないし、
何年かすると朽ちてはがれてなくなります。
こうやって工夫することで、子供でも安全に接ぎ木ができます。
今回はシュートが2本あったので、もう1本のシュートにも接ぎ木しています。
2本のシュートに接ぎ木する場合、テープをまく作業が難しくなります。
片方を切り捨てるか、芽接ぎをした方がいいと思います。