子供の頃、用水路ではごく稀に巨大な二枚貝が見つかりました。
年に一度見るか、見ないかというものでしたから、
そんなに多くは生息していなかったと思われます。
私にとっては、タガメやオオクワガタと並んで、憧れの生物でした。
そんなわけで、大人になってから分布などを調べています。
このページの分類について、誤りを指摘してくださった方がいました。
修正を加えたのですが、プロバイダの倒産により、
古いデータが復活してしまった可能性があります。
もし間違いなどありましたらご指摘ください。
最終更新 2013年5月2日
車がたくさん走る道路の横の用水路に生息していました。
稲刈り前だったので水量が少なく、ほとんど干上がっていたので、
自宅に持ち帰ってため池に投げ入れました。
写真は貝殻だけです。
2006年8月18日 三重県津市河芸町にて採集
ため池が干上がっていたので、水の多い場所に移しました。
典型的なタガイだと思います。
この大きな貝との出会いが、このページ作成の動機になりました。
大きさは10cmくらいでした。
2005年08月24日 三重県いなべ市大安町
同じイシガイ科の二枚貝ですが、小さいのでイマイチ盛り上がりに欠けます。
ドブガイより、水がきれいで、砂っぽいところに生息していることが多いようです。
2008年8月25日 三重県員弁郡東員町にて採集
殻の表面に模様があり、これをマツカサ(松ボックリ)に見たてているのでしょう。
イシガイよりは少し大きいので、テンションが上がります。
2008年8月25日 三重県いなべ市大安町にて採集
渇水時には浅いところでドブガイがたくさん死んでいましたが、
ため池には湧水があるようで、完全に干上がることはないようです。
ヒメコウホネなども生えていました。
2008年8月26日 三重県いなべ市大安町
我が家ではオオクワガタより地位が高いというトンガリササノハガイです。
何しろ、大きくてかっこいいし、名前が楽しそうです。
東員町のあちこちで見つかりますが、まとまって見つかったことはないです。
ここ数年で数を減らしているように感じます。
2008年8月18日 三重県員弁郡東員町
よくわからないので、ヨコハマシジラガイということにしてしまいました。
上の二つはマシジミです。
2006年8月25日 三重県三重郡菰野町にて採集
朝明川の河口、淡水と海水が混じるようなところには、ヤマトシジミがいます。
魚屋さんで売っているアレです。
2008年8月31日 三重県三重郡川越町
用水路に水が流れる夏の間、川底にはたくさんのマシジミが見られます。
水がなくなると死んでしまいますが、
川の水がなくならないような場所では驚くほど大きく育ちます。
ここ数年で数を減らしているように感じます。
2006年8月25日 三重県いなべ市員弁町
嫁の実家に行ったら、用水路にオバエボシガイがいました。
この貝は近所では見かけないので、写真を撮ってきました。
大きくていびつなマシジミといった感じです。
2008年8月16日 兵庫県丹波市市島町