JPBA所属 オークランド津店
高木まき子さん(38)
津市雲出本郷町
全日本女子プロ1位の実績
目標は世界選手権入賞
年に一度開かれる世界選手権に向け、台湾へ出発する前日の取材。試合間近にもかかわらず、快く引き受けてくれた。さわやかな対応と生き生きとした雰囲気が印象的だった。
相手より先に、九番ボールをポケットの中に入れると勝つビリヤードのナインボールゲームは、どんなにリードをしていても、たった一度のミスプレーで逆転する。集中力と技≠ェ勝負を左右するという。
高木まき子さん(本名・真樹子)さんは、狙った場所に入ったショット魅力を感じ、十九年前からゲームを始めた。
近年では二〇〇三年度、二〇〇五年度と全日本女子プロランキング一位の成績を残している。十年前からはオークランド専属プロとして、各店舗で初心者らにレッスンもしている。
青森県出身。十九歳の時、バイト先の今池店サンポピア(名古屋市)で出合ったのがきっかけ。
当時流行していたプールバーの影響もあり、次第に興味を。同時に、お各様がプロになったことでこの世界を意識。バイト先の部長・伊藤二三男さんにキューのかまえ方、的玉の狙い方などの基礎を教えてもらった。
二十三歳の時、キャリアウーマンに憧れていた高木さんは、「自分も何かで一番になりたい」と日本プロポケットビリヤード連盟(JPBA)の資格を受験。年間三、四人しか通過しないという難関を突破し、同連盟二十五期生に転向。世界への第一歩を踏み出した。
プレー中は、ポジションなどの組み立てを考えるイメージや発想が大切。相手の精神状態を見極め、自身を良い状態にすることを常に心がけている。
「前はプラス思考だったんですけどね…」と笑顔で話すが、いつも世界の壁の厳しさ≠意識してきたという。
オフシーズンがないため体調管理にも気配り。休日は温泉やサウナで、疲れたからだをリフレッシュするのが楽しみとか。
今後の目標は「自分のプレーに集中し、世界の選手権に入賞すること。これからも挑戦します」と意気込んでいた。
津市在住。
(木下 英里)
H19.4.25 第292号
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