ファイナンシャル・プランナー
岡林 より子さん(48)
松阪市稲木町
最適な保険プランを提案
セミナーや講座も計画
個人的な資産運用、金融に関する総合的なアドバイスをする専門家、ファイナンシャル・プランナー。略して「FP」。顧客の資産情報をもとに、住居や教育、老後など、将来のライフプランニングに即した資金計画の相談に応じている。
笑顔が魅力的。同市稲木町で「保険見直し相談」を中心に、独立系FPとして総合保険代理店を。六社の保険会社と業務委託契約を交わし、中立的な立場で活躍している。
松阪市小黒田町出身。松阪女子短大卒業後、市内で幼稚園教諭を。結婚後、専業主婦として子育ての時期を経て、三十五歳の時に営業職へ転身。飛び込み営業などを経験。県内一位の実績を残した。
その後、外資系生命保険会社へスカウト入社。コンサルティングセールスの基礎を学んだが、保険営業の将来性に不安を抱くようになり、経験そ生かして独立を決断。平成十五年九月に生命保険の乗合代理店「ピュアレ」を開業。翌年七月からはFP相談も始めた。
「本当に必要なのか?」「ライフプランに合っているか?」などこれまでに約五百世帯の相談に応じたが、間違った選び方をしている人が多いという。
ものがないため商品の良さが伝えにくいーと、業務の苦しさを話すが、「その人の人生にかかわる仕事。少しでも私ができることをしてあげたい」とアドバイス。最近は、インターネットで独自のラジオ番組を作り、保険に対する考え方、損をしない方法などを伝えている。
一方、難しい∞わからない≠ネど、不安を持つ人に対し、理解を深めてもらうため「保険の学校」の開校を計画。セミナーや講座などで賢い保険加入を伝えたいという。
「明るく、楽しく、そしてわかりやすく、皆さんが安心して相談できる身近なプランナーでありたい」と話す岡林さん。
三重活性化プロジェクト非営利活動法人・atrioの理事も務め、地域のために活動している。
趣味は、音楽とアウトドア。
(木下 英里)
H19.12.12 第303号
[ バックナンバー ]