突発性発疹(とっぱつせいほっしん)



 生後4〜5ヶ月から2歳頃までの幼児によくみられる。この病気は、ヒト・ヘルペスウイルス6あるいは7で起こる。2回、 突発性発疹にかかる子どもが20%前後います。 高い熱(38〜39℃)が、3〜4日、続いあと、ハシカに似たボロ(紅斑)が、顔から身体にあらわれる。ボロは手足にでることは少なく、2日ほどで消えてしまいます。
 生まれて初めて、高熱が続き、お母さんはチョット心配です。咳や鼻汁もなく、顔や身体のボロボロが出始めたら、ホッと一安心!発疹の出始める頃から、下痢が起こることもあり注意して下さい。
 熱性ケイレンと言い発熱に伴って『ひきつけ』を起こすお子さまがおります。初めての高熱で、『ひきつけ』が初めて起こった場合は、お母さん、お父さんは、あわてて、ただオロオロするばかりでは、子どもさんが可哀想です。まず落ち着いて下さい!
 衣服をゆるめ、体をねかせて、『ひきつけ』の状態をしっかり観察して下さい。舌をかみ切ってしまう恐れがあるからと、口の中に指やハンカチなど、色々な物を入れないで下さい。少し落ち着いたら、かかりつけのドクターに連絡をとりましょう。 また、今後のためにも、お熱やケイレンに対する家庭での処置の仕方を、しっかり勉強しておきましょう。


突発性発疹の熱型


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