とびひ(伝染性膿痂疹)


   夏によく見られる病気であるが、最近では冬でも珍しくはない。 『飛び火』の病名の如く、ほかの部位に急速に飛び散ってひろがります。1歳〜5歳の幼児に多くみられる。黄色ブドウ球菌、A群溶血性連鎖球菌のバイキンでおこる。
  顔、腋の下、手、足、頭髪の中などに、カサブタやビランを伴った紅斑があらわれます。アトピー性皮膚炎、あせも、虫さされなどの部位にとびひが発生しやすいです。とびひは、繰り返し何回もかかることがあります。皮膚はいつも清潔に保ち、爪を切り、よく手洗いをしましょう。
  保育園や幼稚園へはクスリを服用し始めて24時間以上たっていれば行かせても良いでしょう。 しかし、とびひが広範囲に広がり、ジュクジュクと湿った皮疹の時は、乾燥するまで休ませた方がよいでしょう。集団でのプールは皮疹が乾燥するまで控えましょう。

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