ドン!
?遠くで何か花火の発射音の様な音がした
ヒュゥー
火の玉?
ドガァァァァーン!!
「うぉぉぉッ!」
俺の六メートルほど手前で大きな爆発がおこった。
衝撃は非常に激しく、着弾点には今も火柱が燃え上がる
俺はこれに見覚えがある、128mm野砲による砲撃だ!
「何故いきなり砲撃が…!!」
後ろで何者かの話しが聞こえる!
「着弾個所に誤差あり、目標は依然健在。目標への白兵戦を開始するため、砲撃を中止されたし。」
「…その後の…白兵を…銃火器の使用…目標…により…捕獲………over」
「通信?」
どうやら目標は俺らしい、敵の数はおよそ20。暗くてよくは分らないが野砲から露西亜系統と思われる。
「重火砲まで持ってくるとは、俺もなかなか知れた顔になったものだ」
通信の内容は一部しか聞き取れなかったが、どうやら野砲を使用しなくなったらしい。好機!
「総員、目標に向け突撃!」
俺は…