再び戻った平和の愛知がまたも激震する。

「我が名は解放者エドゥルヴ=ルナボトム…罪深き世界に縛られし者達よ、私とこのエンシェンスが貴方達の罪を浄化しよう」

エドゥルヴはディアボロスと同型の機動重兵器エンシェンスを使い、戦術自衛隊は壊滅状態に追い込まれる。

「こいつを…使う時が来たな」

「月下…」

悲観する人々の間を切り抜け、進撃するは月下率いる第5補給部隊!

「先日の借りを返しに来たぜ、エドゥ!いや…月牢!!

「はッ!俺が歩んできたお前の影も、今日で終わりだ!死ねッ月下!」

雪の降る名古屋で、男達の最後の戦いが始まる。


こちら第5補給隊 第三話 照らされる影

「明日に向かって踏み荒らしだ!」




特設コーナー

月下ときなこのギャザリング


「はい、こんばんわ。本編主人公の月下です」

「隊長とフラグが立ちそうな予感のきなこだよ!」

「今回はお便りを頂いたので、そちらの回答から始めます。きなこ、読んでくれ」

「はーい、匿住所“紗零”さんから。月下さん、きなこさん、こんばんわ」

「はい、こんばんわ」「こんばんわー」

「特設コーナーで御刀さんが“本編”と言っていますが、外伝とかがあるのでしょうか?」

「はい、あります。では今週のギャザリングを始めます」

(早ッ!)

「今回登場したのは万能エンチャントの“赤の防御円”」

「はいはーい、ルールブック読みましたー!エンチャントは効果の長持ちする呪文だよね」

「そうだな、だがこの防御円シリーズは置いただけでは効果を発揮しない」

「ええっ、じゃあどうすればいいの?」

「何か事象があった時に、必要なコストを支払う事で自分に有益な効果を与えてくれる」

「それって…」

「錬金術ではないし、等価交換でもない」

(しゅん…)

「ディアボロスに合わせて考えれば、コストにあたるのが重電子サイクロトロン、結果が真空状態による防壁と言うわけだ」

「ほぉ〜」

「今回は少し難しい内容だったな」

「と言うか防御円のコスト存在しかわからなかったね♪」

「「じゃあ、まったねー」」