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「フィーリング・ラブ」 日本キング・レコード盤 この作品、日本ヘラルド資本につき、日本盤オンリーです。作曲はウバルド・コンティニエロ。イタリア映画音楽界の新鋭と解説に載ってましたが、後にも先にもこれしか知りません。キングといえば覆面日本人作曲家で、サントラと称してレコード出してましたから(日本公開だけに特別な音楽を着けていたものもある)、まさかとは思いますが。しかしいかにも日本人が好むメロディですわ。有名な「フィーリング」という曲が使われてタイトルにもなってますが、このアルバムのメイン・タイトルは別の曲で、これが実にいいんです。いろいろ形をかえて変奏されてますが、当時これが定番でした。最近は主題が映画全編にわたってくり返し流れるということがなくなりましたね。あ、これはアメリカもんに当てはまりますが。日本映画はこのサントラ全盛期に青春を過ごした作曲家たちが、今いい仕事をしているので当てはまりませんが。このサントラのキング全盛期の一枚、それほど高くないと思いますよ。・・・でもこれで人気が出てブレミアがつくなんてのは本意ではありません。 | ||
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「ふたりだけの微笑み」 日本パイオニア盤 この作品は日本盤も米盤(カットアウト)も両方出てました。バラードあり、ロックンロールあり、メロウな曲あり、ラブ・サウンズありと、てんこ盛りな一枚です。作曲のジミー・ウェブはもともとポップス界の人だ。グレン・キャンベルの「恋のフェニックス」だとかが有名だとか。ちょくちょく映画音楽も担当してました。いろとりどりな曲が聴けるこの一枚、高くて2500円ぐらいでしょうか。こりゃ安い! |