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育雛舎(いくすうしゃ) →
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私達の農場では、入雛(ヒヨコが初めて私達と顔をあわす日)から約40日の間すごす場所を育雛舎と呼んでいます。
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【入雛前】
入雛前の準備や点検を徹底して行うには入雛前約30日間の休閑期を設けることが必要だと思います。 そんなことから、我農場には育雛舎が2棟あります。
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【準備・点検】
@清掃水洗い 糞・ホコリなどが残ると次に行う消毒薬の効果が低下します。
A消毒 水洗後、十分乾燥させてから動力噴霧器で消毒液を散布します。乾燥後、再消毒を行います。舎内が完全に乾燥した時点からは管理者の出入りのみに限定します。
B点検 育雛に使用する機械器具の点検とともに、育雛には必要不可欠な温源ボイラー等は実際に作動させ、入雛3〜5日前までには完了させます。
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【給温システム】
我社の育雛舎は、温水による給温方式です。本システムはボイラーで温水をつくり、それがゲージ下に配管したパイプの先端から温水が出るしくみになっています。 このため温度の低下防止と湿度の確保が同時にでき便利でとても安全です。
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【入雛】
孵化場から生まれたてのヒヨコが届きました。到着後はヒヨコの状態をよく確かめながらエサと水を与えます。 また入雛時の最適温度は34℃、最適湿度は80%といわれています。日齢に応じて少しずつ下げていきます。
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【7日目】
この写真は入雛から7日目の写真です。ヒヨコは一週間で体重が約2倍になります。これまでの期間は特に大事で元気でムラなくヒヨコが育ってくれる為に管理・観察はかかせません。うちの会長も毎朝見廻ります。
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【14日目】
入雛から14日目です。 2週間目になるとヒヨコの発育も進みエサもたくさん食べるようになるという事はもちろん排糞量も多くなります。
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【21日目】
21日目になると体重はすでに入雛時の約5倍になり黄色い羽根もほとんどなくなりヒヨコのかわいらしさよりも鶏のたくましさにかわっていきます。
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